網屋太郎ヴァイオリン教室


指導方針

まずこちらは静岡の個人経営のヴァイオリン教室です。基本はヨーロッパや藝大で得た技術が中心となります。やさしくゆっくりヴァイオリンの知識を身につけていきます。特に英才教育に使われる効果的な教材を幼児や学生、生涯教育の方にそれぞれにあったオーダーメイドの指導をしていきます。

 

そしてヴァイオリンの最も重要な3つの柱を確実なものにしていきます。

音程、音色、音楽性です。その中で1番大切なのは音楽性です。演奏する曲をいかに歌心を込めてできるかです。音楽は感動です。そのためのレッスンです。

 

音程の基礎は音階です。ヴァイオリンは機能的にできていますが、半音、全音をきれいにとれないと雑音になってしまいます。主音、導音を意識していつも基礎練習をしなければいけません。またファーストポジションも安定させます。どうするかというと実際に講師のだす音程とピアノとで正確に作っていきます。また調弦も大切になります。ポジションの問題も出てきます。これは日本の英才教育の鈴木メソッドにいいテキストがあり教室ではこれを使っています。

 

次に音色です。きちんとした弦と弓とヴァイオリンを使うことです。そしてヴァイオリンがさまざまな音色が表現できるかを知ることです。ヴァイオリンは4本弦があり、またポジションによってそれぞれ表現が違います。


そして先程述べた音楽性です。ヴァイオリンの曲には3つの種類があります。ソナタ、コンチェルトなどのお話のような形、アリアや2楽章などの歌ような形、そして3楽章で多く使われて、またガボットやメヌエットのダンスような形です。それらを理解し、いかに曲が生き生きとなり感動に繋がるかを大切にします。

 

これらを踏まえてレッスンをしていきます。

皆さまにご縁がありましたら嬉しく思います。どうぞよろしくお願いします。


東京藝大澤和樹学長推薦文

地元、静岡で30年の長きにわたり、ヴァイオリン教室を続けて来られた事に敬意を表します。全国各地の子供たちが、早期から音楽に親しみ、それを周囲が皆で応援するムードを作り、また、必ずしも音楽専門の道を目指すのではなくても、音楽を心から楽しむ方たちを増やし、音楽の持つ力で世の中を明るくして行きたいという私の思いに、地元で地道に音楽教室を続けてくださっている網屋太郎さんの活動はとても頼もしく感じられます。藝大やイギリス留学で学んだ事を、多くの方たちと分かち合って下さい。ますますのご発展をお祈りします。

ヴァイオリニスト 澤和樹先生